登場人物解説
滝沢 朗(たきざわ・あきら)
ホワイトハウスのホワイトハウスの前で記憶を失い、全裸のまま目覚めた謎の男。 9番目のセレソンとして、ノブレス携帯を持っていた。 名前は6つの偽名パスポートのうちのひとつ。ほかに以下の六つの名前を持つ。
細澤直樹(ほそざわ・なおき、1983年10月30日-)
長谷川和也(はせがわ・かずや、1980年9月25日-)
黄瀬耕史(きせ・こうじ、1979年2月14日-)
渋谷真(しぶや・まこと、1993年5月3日-)
岡田信太郎(おかだ・しんたろう、1973年7月21日-)
(CV:木村良平)
森美 咲(もりみ・さき)
ホワイトハウスの前で記憶を失い、全裸のまま目覚めた謎の男。 9番目のセレソンとして、ノブレス携帯を持っていた。 名前は6つの偽名パスポートのうちのひとつ。ほかに以下の六つの名前を持つ。
(CV:早見沙織)
大杉 智(おおすぎ・さとし)
平成元年1月9日生まれ。22歳。身長190cm。大学4年生。
高校時代から咲に片想いしている。細やかな気づかいがある反面、気づかいを相手に押しつけるおせっかいなところと、相手に煙たがられていることに気づかない鈍感さも持っている。仲間からはそれをからかわれたりしている。積極的に就職活動に挑み、社会の荒波に漕ぎ出そうと奮闘する。就職先は内定済み。−映画版ではスポーツ用品会社の第3営業部に就職して、オブザーバー的ポジションで「エデン」メンバーをサポートする。ロービング・バグに一番はじめに気づいたのも大杉である。
(CV:木村良平)
平澤 一臣(ひらさわ・かずおみ)
昭和64年1月生まれ。22歳。大学4年生。
大学のサークル「東のエデン」の参謀。論理で徹底武装している知性派。携帯サイトを運営する「東のエデン」を足掛かりに、起業しようとしている。 年上の彼女がいるらしい。公式サイトでは参謀と記されているが、むしろ裁可を下す議長的な立場である。アイデアは咲に依存しているし、技術面はみっちょんに、庶務雑務はおねえと春日晴男を動かしている。チェア・ディテクティブのシャーロック・ホームズだと思えば間違いない。
(CV:川原元幸)
みっちょん(葛原みくる)
21歳。大学3年生。平澤のいとこ。携帯サイト「東のエデン」におけるプログラミングをこなした、すご腕プログラマー。人見知りが激しいが、仲間内では毒舌を振るう。天才特有の幼げなふるまいがあり、人づきあいが苦手。同じく天才的なプログラマーであるパンツから慕われているが、みっちょん自身はあまり快く思っていない。咲の親友で助言役。
(CV:齋藤彩夏)
おネエ
32歳。様々な学部で目撃されるが、そもそも学生かどうかも定かではない。熱くなりやすい平澤をなだめすかす、女房役。公式ページでは女房役となっているが、むしろ母親役である。そして、恋愛問題や男女問題の匂いがしないという点で中性としての役割も与えられている。プログラマー。人見知りが激しいが、仲間内では毒舌を振るう。天才特有の幼げなふるまいがあり、人づきあいが苦手。同じく天才的なプログラマーであるパンツから慕われているが、みっちょん自身はあまり快く思っていない。咲の親友で助言役。
(CV:斉藤貴美子)
春日晴男(かすが・はるお)
20歳。大学2年生。大学のサークル「東のエデン」で、もっとも年下の部員。嬉々として平澤の指示を受け、情報収集、状況報告、私的な分析に能力を発揮する。エデンのかき回し役。噂を仕入れては、真実とは違う方向にミスリードする。本人には悪気はないが、情報源に問題があるのだろう。
(CV:田谷 隼)
板津 豊(いたづ・ゆたか)
昭和64年1月生まれ。22歳。「エデン」サイトのプログラミングを手伝った京都在住の凄腕プログラマー。プログラムだけではなく、工学関係の知識もあるようで、ノブレス携帯から無傷でシステム履歴を抜き出すことに成功する。世間コンピューターを完成させ、引きこもり生活に入ったすご腕ニート。セレソン事件を四畳半から推理する。滝沢が持ち込んだNo.4近藤の携帯からセレソン・ゲームの実体を知り、滝沢をバックアップする役割を自ら買って出る。ミサイル事件後はニート生活を脱し、滝沢の履歴やセレソン・ゲームでのバックアップを自らすすんで行なっている。「東のエデン」メンバーとは距離をおき、 単独行動をしている。
(CV:檜山修之)
No.1 物部大樹(もののべ・だいじゅ)
セレソンNo-01。財務官僚から商社マンに転職し、日本の政界を牛耳る亜東才蔵率いるATOグループ企業「ATO商会」の執行役員にまで登りつめる。これはATO商会のつてから播磨脳科学研究所にあるJUIZのシステムを押さえようという遠謀深慮と、ゲームを根本から覆してしまおうという強引な作戦の両面が見られる。前・総理の江田無駄を切り捨て、少数精鋭の国家を目指す。
(CV:宮内敦士)
No.2 辻 仁太郎(つじ・じんたろう)
セレソンNo-02。ノブレス携帯の100億円とは別に、すでに100億の資産を持っている資産家のセレソン。持てる者の義務を執行しない場合は、迅速かつ適確な死が与えられる――こんな面倒なゲームからは抜け出したいと、物部たちに同調した。60発のミサイル攻撃事件後、豊洲に残された二万人のニートたちをアイドルとしてプロデュース、「AKX20000」を立ち上げる。独自の解釈から「被害者最強」の理論を導き出し、滝沢をテロリスト、日本国民を被害者、さらに外国(アジア諸国)をその滝沢を暗殺する加害者に仕立てようとプロデュースしている。
(CV:遊佐浩二)
No.3 北林 とし子
詳細不明。
(CV:不明)
No.4 近藤勇誠(こんどう・ゆうせい)
セレソンNo-04。35歳。所轄の生活安全課刑事。ギャンブルや女にノブレス携帯の電子マネーを浪費し、金銭感覚の麻痺したセレソン。多額の借金を抱えている。2万人のニート失踪事件の重要参考人として滝沢朗を追う内に、そのノブレス携帯を奪おうと画策するが、失敗に終わる。愛人宛に送るはずのメールを、誤って妻に送ってしまい、結果、包丁で刺殺されることになった。その末期に自分の携帯を滝沢に託して、現場を離れるよう促した。死亡したセレソンは近藤のみである。
(CV:宮内敦士)
No.5火浦 元(ひうら・はじめ)
セレソンNo-01。財務官僚から商社マンに転職し、日本の政界を牛耳る亜東才蔵率いるATOグループ企業「ATO商会」の執行役員にまで登りつめる。これはATO商会のつてから播磨脳科学研究所にあるJUIZのシステムを押さえようという遠謀深慮と、ゲームを根本から覆してしまおうという強引な作戦の両面が見られる。前・総理の江田無駄を切り捨て、少数精鋭の国家を目指す。
(CV:小川真司)
No.6 直元大志(なおもと・だいし)
映画制作マン。自分の理想とする映画をつくることでこの国を救おうとしているらしい。
(CV:)
No.7 不明
No.7 不明
(CV:)
No.8 立原 憲男
セレソンNo-08。サッカー日本代表監督らしい。ノブレス携帯の履歴にその痕跡はあるものの、映画版第1作までは、その正体は不明。電車の吊り広告にその名前があったという。
(CV:不明)
No.10 結城 亮(ゆうき・りょう)
セレソンNo-10。京都在住のセレソン。結城は物部に対し、「元官僚」と発言している。しかも結城はかつて「官僚」を憎んでいたという。ツンツルテンのダッフルコートを着て(おそらく学生時代のものだろう)、下にはワイシャツにネクタイ……。結城の隠された過去とは……? 60発のミサイル事件を滝沢に阻止された後は行方不明に。映画版第 I 部の後半で辻の前にふたたび姿を現すが、その目的とは。
(CV:森田成一)
No.11 白鳥・D・黒羽(しらとり・ダイアナ・くろは)
セレソンNo-11。昼間はモデル事務所の社長、夜は連続殺人鬼。ノブレス携帯を使い、"エレガント"に証拠隠滅を図る。
(CV:斉藤貴美子)
No.12 Mr.Outside(?)
セレソンNo-12。TVシリーズ11話に、セレソンNo-1物部大樹のジュイス簒奪計画を未然に防止し、ミスターアウトサイドの意思を汲むように、ゲームの進行状況を管理した謎の人物。映画版第 I 部の後半のミサイル攻撃によって、その移送中のジュイス・トレーラーを破壊されたように見えるが、その真相は未だ闇の中。
(CV:不明)
豆柴(まめしば)
滝沢の帰りを日本で待っていた。背中に堕天使のイコンである翼がついている。
(CV:不明)
森美 朝子(もりみ・あさこ)
32歳。咲の姉。実家のパン屋「山月パン」で働く。両親が亡くなってからは姉夫婦が咲を育てた。咲が良介に片想いをしていたことには気づいていないようだ。
(CV:松谷彼哉)
森美 良介(もりみ・りょうすけ)
良介(りょうすけ)。朝子の夫で、咲の義理の兄。森美姉妹を養うために、一流建設会社の社員を脱サラして、森美家が自営していた「山月パン」を切り盛りすることになった。咲が自分に片想いをしていることに気づいていない。『』という映画が好きで、家にポスターを飾っている。
(CV:岩尾万太郎)
江田首相
TVシリーズ第五話で「ギャフン」と言って支持率を上げた総理大臣。10発のミサイル攻撃を受けた際には「迂闊」発言が話題を呼んだ。ミサイル攻撃の再発をふせげなかったとして、内閣は総辞職。彼の失言になぞらえ、"ギャフン解散"と言われた。政界フィクサー・亜東才蔵には頭の上がらない人物らしい。ノブレス携帯なるものを配ってミサイル攻撃を容認している亜東には困り顔で、日本を焦土にしかねない彼の暴走を止めるよう物部に一任している。
(CV:岩尾万太郎)
飯沼誠次朗(いいぬま・せいじろう)
"ギャフン解散"した江田首相に代わり総理大臣になったタカ派の有力議員。首相経験者。静かな老後生活を夫人と共に送ろうとしていた矢先、ミサイル事件後の経済危機を迎える日本の窮状を救うべく、第二次飯沼内閣を発足した。滝沢のJUIZは彼が過労で倒れる半年前から滝沢を飯沼の私生児とする工作を進めていたかに見える。飯沼を過労でダウンさせたのは、JUIZの力なのか? それとも……?
(CV:不明)
亜東才蔵(あとう・さいぞう)
戦後復興期、運送業からスタートし、巨万の富を築いた大政商。日本のフィクサーと呼ばれる、“昭和の亡霊”。物部によれば、彼こそが携帯ゲームの黒幕・Mr.OUTSIDEで、行き詰まった日本に対して、セレソンを選抜しノブレス携帯を与えることで、この国を劇的に変えようとしたのだという。物部は、亜東才蔵は「すでに死んでしまっている」と発言していたが、彼の12番目のセレソンによる妨害が入ると、亜東才蔵がNo.12のセレソンでサポーターではないかとほのめかしていた。
(CV:)
JUIZ(ジュイス)
各セレソン専属のコンシェルジュ(綜合世話係)。電話越しには女性の声にしか聞こえない。ジュイスが受け付けた依頼内容と残高は各セレソンに通知される。ちなみにJUIZボタンに浮かび上がる印象の文字は「THE ABUSE OF GREATNESS IS WHEN IT DISJOINS REMORSE FROM POWER」[ジュリアス・シーザー 第二幕第一場]は、[権力の弊害は、権に驕って反省を忘れたときにはじまる]の意。人間なのかどうかは不明だが、セレソンごとにジュイスの応対は異なる。それはセレソンとJUIZの信頼関係が影響しているようだ。
(CV:玉川紗己子)